⚠︎愚痴⚠︎ 刀🗡乱舞の思い出

たまに夢に見る。

あの時の彼らが「前は酷いことしてごめんね」と謝ってくれる日の夢を。


具体的に「酷いこと」とは何かと言われると、それは答えに困る質問だ。私はただただ彼らの行動と言動に一方的に傷ついただけなのだから。

彼らは「悪いことをした」とすら思ってもいないかもしれない。ネットで頭のおかしくなっちゃった人、ぐらいに思っているんじゃあないだろうか。


それでも私はこの傷を成仏させたい。

いろんな人から「辛かったね」「あなたは間違ってなかったよ」と肯定されたいのである。

せっかく切った縁をほじくり返すような真似は良くないと思いつつも、この気持ちを1人で抱えているのが辛くなってしまった。

身バレして当時の人に再度声をかけられるかもしれないという恐怖もあるが、それ以上に耐えがたいものがあるということを先に断っておく。


私も人間である以上、たとえ悪いのが自分であっても、「悪には悪の救世主が必要なんだよフフフフ……」と言わせて頂きたい。救世主は現れるのだろーか。




私がこのゲームから離れるべきだと確信したのはかなり遅れてからのことだった。

キャラクターのレアリティ(?)変更の騒ぎに乗じて、運営の、つまりニトロプラスの、商品を提供しているという自覚のなさみたいなものが爆発してしまった。


別に推しがいたわけじゃない。なんとなく話題作りで遊んでいただけだった。当時の私はサイテーのイナゴ野郎だ。

でも、サービスを愛するフォロワーたちを見るのが好きだった。本当に楽しそうだったし、毎日面白い話ばかり見聞きしていた。

そんな彼らをフッツーに裏切ってきた(と思わせた)のがニトロプラスだった。


この運営にはキャラクターへの愛なんか全然ないんだ。ていうか流用とかパクリなんかもあったし。これおかしいんじゃないか。


そう思ってからは爆速だった。

当時盛り上がっていた愚痴垢や問題提起垢を漁っては共感の嵐、雨あられ

やっぱりおかしい、こんなのにハマってるなんて恥ずかしい、ていうか周りからの目がつらい。

私はそう思った。

すでにログインをやめ、運営にプラスとなるような行為は一切していなかったものの、全然平気そうにしているフォロワー達と世間(私の思う世間)の意識の差に混乱するばかりだった。


きっとジャンル内からの声なら聞いてくれるに違いない。


こう思って行動していた。

私の話だったら聞いて貰えるんじゃないか。私とリア友同然のフォロワーなら、マトモな感覚を持っているし、わかって貰えるはず。





逆だった。

全て逆効果だった。

私はリーダー格のフォロワーが描いたイラストをアイコンにして、前途の話をしていたのがいけなかった。

たしかに人の描いたアイコンで悪口と取られる発言はよくない。これは本当に反省しているところだ。


ただ、同ジャンル内で問題提起を行うことに一体何の問題が……?とも思ってしまった。

私が悪かったのは「他人が作ったアイコンで」それをしていたからだが、問題提起という行為自体は、なんというかその……

非難されることなのだろうか。


そういうところなのだ。

私にアイコンを提供してくれていた彼女も、「見知らぬアカウントからジャンルの悪口を言ってるのはお前の別垢か?」というDMが来たらしい。(当時同じ作者のアイコンを使っていたのは複数人いたが……という事は今回は考えない)


そんなこと言ってくる奴がいるジャンルとかヤバくない???

えっ

ヤバくない??????


実際にそういう奴が「いた」としても「いなかった」としても、あらゆる面でヤベエ話だと思う。マジで怖い。


また、事実だった場合に彼女が私のことを非難しアイコンを下ろさせることで口封じ(?)させる選択に出たことがまた悲しい。

1人善がりながら、私は「好きなフォロワーのみんなが世間から盗作支持者としてバカにされるのは耐えられない」といった理由から愚痴っていたので、彼女がどこの馬の骨とも分からんユーザーの言い分に納得してこっちに苦言を呈してきたというのは少し悔しいものがあった。


結局のところ、当時未成年だった私の「盗作支持はおかしい、恥ずかしい」という訴えは退けられ、とっくに成人済みという彼らが「嫌なら見るな」という在り来たりすぎる逃げ道を選んだということである。


悔しくはないのだろうか。

未成年の小娘に「盗作なんか恥ずかしいよ」よ言われて、それを揶揄するという行為に出てしまう判断しかできなかったことが。

冒頭「彼ら」と複数形なのも、この判断をしたのが1人ではなかったからだ。


本当に悔しいと思う。誰一人として盗作を支持するのをやめてくれなかった。

偽善的で押し付けがましい話だと思うが、好きな人たちが間違いをおかしていたら「間違ってる」というのが正しいんじゃないのか。

この辺の感情は、友達や恋人がマルチ商法にハマった人の孤独な闘いを聞いて頂ければご理解いただけると思う。




「そのアイコン使ってジャンルのこと悪く言うなんてバカなの?」



空リプで寄越された意見だ。

バカじゃない。これなら聞く耳を持って貰えるかもと思ったから言ってるんだ。

もう後戻りできなかった。

あとは感情のままにぶつかり合うことも出来ずに、関係を切って終了だった。


悔しかった。

ありとあらゆる面で悔しかった。

とにかく悔しかった。私は間違ってたのか。


この時の出来事と、更に信頼していた人からの裏切り行為もあって、すっかり人間不信が出来上がってしまった。


もともと上手く周りに溶け込めないタイプだったし、どうしても浮いてしまう方だったので、私生活では基本一人の生活をすることになった。

別に今更辛くもないけど、誰かが共感してくれたらな。などと歌いたくなりそうな毎日を送っている。


なんでこんな世の中になったんだろう。

どうしてジャンルや好みで人を回避してばかりいるんだろう。なんでこんなに盗作ばかり増えたんだろう……。

本当にバカらしい話だと思う。でも、自分を守るには致し方のない話で。


同じような体験をした人は影ながら多くいるんじゃないかと思う。

でもあの時の傷が大きすぎて、あの時の復讐が怖くて、関わり合いになるのが怖くて、声を上げる人は少ないんじゃないかな。

怖いよね。私も怖い。


もし、彼らに謝って貰えたら私は彼らを許すことができるだろうか。

許したい気持ちと許せない気持ち、どちらが勝つだろう?

復縁させて貰えるとしても、きっとそれはしないと思う。たぶん。わからないけど。

本心では、以前のように関われる事を強く願っていることはよく分かっている。出来るならそうしたい。

でも、それでは私の受けた傷は?屈辱は?たぶん癒されない。そういう理性の部分で、彼らと再び関わることを拒むだろう。


そしてまた、同じ夢を見続けるに違いない。


ナイトインザウッズ 今夜は森で自分語り

クリアしました!

ナイトインザウッズは、アメリカのゲーム会社が作ったインディーズのアドベンチャーゲーム

http://publishing.playism.jp/nitw

詳しくはリンク踏んでくれ。


なんか色々と思うことがあったので、記録しておこうと思います。

主人公みたいにね。


ジョジョ好きなので、それに例えて言うなら……


「大学を中退した杜王町生まれ杜王町育ちの空条徐倫杜王町に帰ってきて、色々と下品な台詞と悪態をつきながら、悪友と共に街に平和を取り戻すゲーム」


です。

4部好きな人は楽しめると思う。

スタンドバトルはないけど、5部でのペースで進む4部って感じ。

日常が少しずつ侵食されていって、ある日突然クライマックス。そして未来へ……とべこんちぬえど。そんなゲーム。


「人は皆運命の奴隷なのだ。そして彼らが、眠れる奴隷であるよう願っている。」


そんな台詞がありましたが、このゲームもまさにそんな感じ。

主人公たちは自らの未来を切り開いた眠れる奴隷だったんです。たとえその未来に想像を絶する苦痛が待ち受けていたとしても、彼らは「進む」ことを選んだ……的な。


咀嚼すればするほど深読み(?)してしまうんですよ。


舞台となる街は「ポッサム・スプリングス」(なんか既にスタンド名っぽいな)、かつて石灰の産出地として繁栄した田舎街です。

たぶん、この街の行方不明者の数は全国平均の8倍って数字くらいだと思う。(これについては後ほど)

主人公の名前は「メイ」。可愛い女の子だよ。過去に同級生を(一方的な)喧嘩で滅多打ちにし、病院送りにした経歴を持つ。

ゲーム開始後すぐに、拘置所にぶち込まれかけた。嫌いなものはポリ公。


悪友のグレッグ、その彼氏のアンガス、クールで知的なビー。


そんな彼らが踊る日常。

というゲーム。


(以ネタバレありで進んでいきます)









・主人公について


祖父を亡くした主人公メイは、精神的な疲弊から大学を中退して故郷へ戻ってくる。

もうこの時点で「うわああぁあっ」って感じ。

世間じゃよくある話かもしれないけど、本人からすればもう、ボロボロのボロ。

私には彼女の喪失感というか、世間から切り離された感覚がよく分かった。


だって私も似たような立場だから。


だからスタートからすぐに、病気からくる精神的なキツさ、周囲(両親や友達)に言いづらい症状と現状、必死に取り繕う世間体なんかが痛いくらい分かった。


それでもメイには悪友が3人もいる!

毎日遊んでくれて、バカやって、時には叱ってくれたり、寄り添ってくれたりする、サイコーなフレンズ。


客観的立場だから、メイの友達がサイコーのフレンズだってことがわかるけど、

きっと私がメイなら(もしかしたらもうメイなのかも)、街で起こる殺人事件に一緒に立ち向かってくれるまで、サイコーなフレンズが居ることに気づけないと思う。


もし、私にも一緒に事件に立ち向かってくれるサイコーなフレンズがいたら名乗り出て欲しい。


ゲームをプレイしていると、本当にいろいろな人がいる。セルマーという友達は、離婚にドラッグに投獄……ありとあらゆる経験をしてたり、1日置きくらいに屋根の上で望遠鏡を覗く先生がいたり、フラっといなくなった浮浪者がいたり……。

で、メイもまたその中の一人なんだよね。


このゲームには本当にいろんな人が出てくるけど、同性愛者とかも本当平然と出てくる。

そういうところはアメリカ製ゲームっぽいけど、あまりにも自然に出てくる。そういうところ好き。

で、もしかしてメイって女の子が好きなんじゃないかな……と思わせるところがあって。

お母さんとの会話で「妊娠の可能性がある経験などない」という台詞があったり、パーティで出会った女の子を「すっげー可愛い子いた!でも連絡先聞くの忘れた。チクショー!」というやりとりがあったり。

ただ、「アンガスのケツは最高だ」とも言っていたので、実際のところは不明。


メイの特筆すべきは、崩壊した彼女のモラルだろうとも思う。

ゲーム中、平気で万引きを4回くらいするし、親友のビーにも万引きをしろと言うし(後に商品は返した)、登るなという電線にヒョイヒョイ登るし、破壊活動なんて通常茶飯事。悪友のグレッグとは「犯罪バンザイ」と声を掛け合うほど。狂ってやがる。

そんなアウトローな生き方も、ゲームでしか体験できないものということで、割り切れる人はプレイしてみてほしい。




・メイのサイコーなフレンズについて


お前ら本当……最高だよ!!!!!!!!

ゲーム終盤の格好良さったらない。マジで。

ビーの優しさと理解に惚れる。グレッグの勇気と友情に胸が熱くなる。アンガスの知恵と冷静さに何度も励まされる。


メイにないものを彼らは持っている。彼らにないものはメイが持っている。

時にはそれで衝突したり(これがまあキツいんだな)、持たざる者同士で肩を寄せ合ったりする。


お気づきかと思うが、グレッグとアンガスは立派なゲイカップルである。

革ジャンを着こなすアウトローと現実主義の優しい男の幸せな2人なのだ。


グレッグは陽気で、何の悩みもないような振る舞いをするメイのようなアウトローだけど、メイとはまた違う問題を抱えている。

端的に言えば、ありもしない不安で死にそうなタイプ。

アンガスがいなくなったらどうしよう。俺みたいな奴は「いい人すぎる」アンガスには釣り合わないんじゃないか?俺って全然いい奴じゃないし。でもアンガスがいなくなったら俺は……。


わかりすぎるぜグレッグ!!!!!!!!!


俺もお前と同じだ!!!!!

グレッグの不安は俺の不安なんだ!!!

グレッグは俺なんだよおおおおおお!!!!


……とまあ、不安障害マンは思うんです。

本当に、グレッグの考え方はそのまま私の考え方と重なったんですね。

私にアンガスのような最高のケツを持った恋人はいないけど(笑)


グレッグとメイのやりとりの中に、「自分の彼氏を友達が性的な目で見てるってなんか複雑だな」という台詞があるんですが、この台詞のリアルさが好きです。

メイが見てたのはケツだけであって、そのほかの部分はどーでも良かったわけだけど。


一方アンガスは、家族からの暴力から逃れてグレッグと出会った男。

彼はグレッグなしには生きられないし、逆も然りである。

そんな経験から、アンガスはめちゃくちゃ現実主義。幽霊や超能力はもちろん、神様すら信じちゃあいない。


ゲーム終盤で街に潜むカルト集団のおっさん共を生き埋めにしてしまった時も、「(生き埋め以外の)他の選択肢があったとしても、僕はそうしたね」とコメントする冷静っぷり。もはや冷酷とも言えそう。すごいぜ。

運命とか必然とかに振り回されない、時には冷酷で残忍な選択であっても、正しいと思えばスデに行動が終わっている……そんな風に思った。


この時に見せた残酷さというか、スッパリと人を殺める選択を取れてしまうところは、彼が虐待を生き抜いたことに起因している……のかもしれない。

とにかく彼は「いい奴」だ。

傷ついたメイを背負って殺人集団から逃げてくれるくらいに!


末永く幸せに暮らせ!お前たち!!


そして腐れ縁の親友ビー。

ちっちゃい頃はビービーと呼んでいたそうな。

ビーは母親を病気で亡くしてからというもの、父親のノイローゼと資金不足により高卒で家業を継がなければいけなかったキャラクターでした。


重い。

重すぎる。


そしてビーはあったはずの大学生活を夢見ては、現実に絶望しながら働いている。

そこへ大学を蹴ったメイが来たもんだから、ああ、地雷の踏み合い。

本当にビーとメイのやり取りはキツいの極み。もうやめて!こっちのライフは0よ!って言いたくなったことが何度もある。

そんなメンタルの殴り合いを経て、ビーとメイはズッ友を超えた相棒となるんですよね。


今回はノスタルジーあるメイとビーの昔話が聴きたくて、ずっとビーと遊んでいました(笑)


だってグレッグにはアンガスがいるじゃん。

ハロウィンの夜だって2人でホラー映画見ながらお家デートしやがって。絶対昨夜はお楽しみだったじゃんお前ら!もう!!メイの入る隙はないわ!!

というわけでビーに迷惑をかけまくった。


一緒に地下室に閉じ込められたり、思い出のショッピングモールで大暴れしたり、ハナにつく奴らの集まるパーティに行ったり、いろいろしました。

ビーはメイに対してすごくキツい物言いをする事があるけど、ゲームが終わった後にはそのキツい物言いが恋しくなっちゃうほど。

メイとビーがガールスカウトに所属していたって話も、最高に可愛い。


何より、メイが1人で怪しい教団の祭壇(?)へ向かった時には、ビーが車を全速力で出してくれたに違いない。

暗い坑道の中では禁煙中のビーがくわえるダミーのタバコの灯りが操作の頼りだったし、何よりもあのシーンでみんなが来てくれたのがマジでよかった。

良すぎて語るのは難しいので、ぜひプレイしてほしい。


やっぱいざという時(物理)に駆けつけてくれる友達っていいなあ!!



・街に潜む影について

かつてポッサム・スプリングスは大いに盛り上がっていた街だった。しかし現在では、なーんにもない田舎に成り果て、街としての限界を待つばかり。


そして、この街には闇がある。

街に闇があるのなら、俺の心にゃ闇がある。心の闇。こころのやみ……



踊ろうヤギ!!!!!!!!!!!!



いや待って待って待って!

ヤギ!ヤギなの!!!闇でヤギなの!!!!

お願い話を聞いて!!!?!?!?


このポッサム・スプリングスには「黒いヤギ」と呼ばれる闇が存在するってハナシ。


この「黒いヤギ」が実在するのか、地下からの幻覚症状が出るガスによる集団幻覚なのかは不明だけど、とにかくこの街には「黒いヤギ」がいる。とするカルト教団が巣食っている。


この黒ヤギ教団(今命名)は、坑道にぽっかり空いたちょうど人1人くらいが落とせそうな穴に、街の中で役に立たない人間を落として、街の繁栄を守っていた(教団曰く)。

黒いヤギに人間を与えないと、街には不幸が降りかかるというパターン。あるあるだ。


黒ヤギ教団のいう黒いヤギは、人々の弱さにつけ込んで人を寄越せと催促するらしい。

メイの見ていた悪夢や、なんかよく分からん神的なものはこの黒いヤギのせいだったようだ。


街のために働きもせず親孝行もしない人間を喰わせてるんだ。何が悪い?というのが教団の言い分だ。

が、彼らは2つのミスをおかした。


1つは、落っことした腕をメイらに見つけられたこと。

もう1つは、友達想いのサイコーなフレンズを持つ人間をヤギに喰わせたこと。


メイらの友人ケイシーは、この教団によってヤギに喰われていた。

おそらく、協会の裏にいた浮浪者のブルースも……。

あと、諦めの悪いメンバーが居たことも失敗だな。あいつのせいで教団が生き埋めになったと言っても過言じゃあない。


怖いのは黒いヤギなんかじゃあなく、この黒ヤギ教団のメンバーがメイを知っていたことだと思う。

「クソッ!」の一言で、声の主がメイだと分かった。


教団メンバー、めちゃくちゃ近くにいるじゃん。


これが怖い。

脳裏でメイと話したいろんな人がよぎる。

もしかして先生?お隣さん?それともモールで水を浴びせた通行人?まさか、お父さん……?

ぶっちゃけみんな怪しくて、マジで怖い。

あ、お父さんは違いました。ごめんねパパ。


クリア後も誰が教団メンバーだったのかは一切の不明。怖い。

本人らは「街を守りたいオッさんの集まり」と名乗っていたなあ。

ブルースを教会に住まわせるのは反対だと言い合っていた近隣住民はめちゃくちゃに怪しかったけど、どうやら違うみたい。


そんな教団の存在により、ポッサム・スプリングスの行方不明者の数は全国平均の8倍って数字くらいだろうと思う。

メイ達は黒いヤギと黒ヤギ教団を、文字通りの歴史の闇へ沈めてしまったというわけ。


メイは黒いヤギに喰われれば楽に死ねるだろう的なことも語ってた。

でもメイはそれを拒み、苦しみながらも生きてくと言った。


私なら同じ答えを出せただろーか。

たぶん私は大人しく黒いヤギのディナーになるね。

掘り出された運命の石を抱いて、それを受け入れて死んでいったと思う。

これで両親や友達の将来は安泰だー、なんつって。


この運命の暗示を拒めたのは、メイの後ろにサイコーのフレンズがいたことはもちろん、メイ自身が反骨精神の塊みたいなヤツだからだと思う。

反発してナンボ、犯罪バンザイ、ポリ公なんかクソ喰らえ。

そんなメイでも精神を病むというんだから、この世で健康に生きていくのがどれだけ大変か!



これを見てナイトインザウッズやろうかなーと思う人がいれば、本当にありがたい事だなあ……1900円を突っ込んで試してみない??

続・プーさん病理テストをやってみた話

ボナセーラ!

フランス語だとボン・ソワール!です。

サントアンヌ号のグリーンみたいな登場がやりたかったんです。


で。


前回のプーさん病理テストを受けて「アレ?!私って不安障害だけじゃあないのッ?!?!」となりこりゃあマズいぜと思っていたところ、

仕事上で重大なミスを起こした事によりまあ色々あって「俺、このままじゃマジでヤバいんじゃあないの……」となったため、数日前に受診したばかりだというのに再受診を決意。


夢の中で現実世界の仲間にメッセージを託すような気持ちでやる事をツイッターでメモしたり、忘れないようにと腕にメモを縫ったりするような気持ちでツイッター上を荒らしたわけですが、結局「次の日主治医違うじゃん!!!!!!」というところで不安MAXになり、薬を追加して寝ることにしました。


TL荒らしを見た方はわかると思いますが、とにかく「誰かに付き添ってもらいたい」と思ってたんですね。

薬飲むついでに部屋を移動したら、まだ父親が起きておる。そしたらナント、翌日は父親が暇だと言うので「こいつぁラッキーだぜ!!!!」というわけで付き添ってくれないか、とお願いしたところOKがでました。


「どう悪いのかうまく説明できない、でもなんかヤバいわ」と父親にも言ったところ、とりあえずこの紙にどういう状況なのか書きなさいとの事だったので、「さっきそれTLでやったんだけど……」と心でボヤきつつも、一つ一つ殴り書き。

そしたら手帳ページ1枚班が埋まってしまった!オッヒョー、出るわ出るわ。

ウム、これならいけるやろ。よし。


〜〜翌日〜〜


受付の人「今日だと先生が違いますので、新しく症状をお伝えするとこの曜日でしか診察が受けられなくなってしまいますよ。それよりは明日の方が……」


デ、デスヨネーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!


私「アッ  ジャア、コレ(症状書いた紙)ダケデモ……先生ニオツタエシテ……クレマセンカネ……」


受付「それなら大丈夫ですよ☺️カルテにお入れしておきますね!」


私「アアアッ アリガトウゴザイマス!!明日マタ来マス……」


ごめんな父……せっかく来てくれたのに……紙だけ受付で渡して終わっちゃったぜ……



プーさん病理テストをやってみた話

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前から不安障害疑いということで投薬治療していますが、どうやら見当違いではなかったみたいです。

プーのような特性は、正直持って生まれた物なので「ああ、そうだね」という感じで。


気になるのは「精神分裂」のスコアが思いのほか高いところ。

今は「統合失調」という名前に変わった疾病ですが、私にそんなところあったかな……


と思ったので調べてみた。


統合失調症には主に陽性と陰性があり、よくイメージされる見えないものが見えていて、それに向かって怯えたり怒ったりしている、被害妄想が尋常じゃないレベルといった症状は陽性の症状なんですね。

陽があれば陰がある。

当然陰性の症状が存在しました。

陽性は「そこには無いものが現れてしまう」症状で、陰性は「あったはずの能力が失われてしまう」症状なんだそうです。


「あったはずの能力」というのは、

・言葉で伝える能力

・表情

・ものごとに対する意欲

・人に対する意欲(遊びたい、喋りたいなど)


などらしい。







……あれ、これ当てはまってない?

あれ、これって最近の思い出せない「アレコレ会話」の原因じゃない?

あれ、なーーーーーーーーんもする気が起きないって常に思ってない?

あれ、人と関わるのがめんどくさいって、数年前からすごく強く思ってない?

あれ、思考力が落ちた、うまく頭の整理がつかない・使えないって感じてない?

あれ、あれ、あれ……?


不安障害疑いの治療の影で、まさかそんな。


自己判断なので決定打ではないし、先生には人と関わる気がしないって話はした事があるし、やっぱり、違うのかもしれない……。

でも、もしかしたら……????


しかし、ここでソウデスネとなったとして、何が変わるんだろうか?

結局のところ、悪化と再発をしないよう、今のまま治療を続けるのがベストなんじゃないのか、と。

病名を増やしたところで、何かメリットがあるのだろうか。今のところ自立支援のアレを申し込む気がないので、余計に……。


ただ、こんな簡単な自己判断で「統合失調の陰性かもしれない」なんて先生に言うのは愚かしくないか?診察費の無駄なんじゃ……。そう思ってしまう。

人間関係を持ちたく思わないという話でも、そういう人は一定数いるから安心していいと言われてしまったので、余計に。


私の悪い癖の一つに「嘘に慣れすぎた」というのがあり、それが今すごく面倒くさいことになっていて。

決して虚言癖とかではない。ツイッターに嘘は書いてない。ただ妄想は大いにある。

粉飾的な虚言癖ではなく、「自分は何でもないつまらない人間ですよ顔」をするのが癖になっていまして。

つまるところ「平静を装ってきすぎた」。

20年以上付き合ってきた友人でさえ、子供の頃に「要らぬ妄想をして不安になっていた」という話をしたところ、「絶対にない」と返ってきた程の平静クオリティ。

なかなかのものでは?


だがしかし!

この長年の癖が災いし、診察のたびに主治医にイイカオをしてしまうという最悪のルーティンを産んだッ!!

薬の良し悪しくらいしか相談できない。

先生も「最近生活のほうは?」と聞いてくれるのだが、良いところしか話さないので診察室を出てから頭を抱えている事がしばしばある。


どうしたらよいのか。

マジに。


主に

・病名を増やす事のメリットが分からない

・自分から陰性統合失調かもしれないと言いだして大丈夫なのか分からない

・そうじゃなかった時はどうしたらいいんだ

・逆にそうだったらこのままの治療法ではマズいのか


という点で迷っています。


もしコレを見た中で上の4点のどれかでもアドバイスを下さる方がいるのなら、どうか頂きたいです。


こんな事になるとはな……

お前を見くびっていたぞ、プー。

いっつもKHの新作が出るたびに主人公を忘れるお前が、私をこんなにも迷わせるとはな……

次作があるなら、もうソラ君のことを忘れないであげて欲しい。頼むよプー。


精神科デビューした話

わざわざ見に来てくれてありがとう。
今回は自分の経過観察用のメモも兼ねて、思ったこととか考えたことを書くよ。

話は簡単で、どうにも耐えきれないことがあったので精神科に行った。
一時的に気分を落ち着かせたり、寝るときだけでも考え事をしないようにしたくて、まさに藁にも縋る思いというやつ。

結論的に言えば、この時は

「強いストレスを受けた為に出た反応だと思いますので、対処療法で大丈夫でしょう。特に鬱だとかそういうのでは無いと思います」

と言われた。
うん、私もそう思う。だからそうしてください、お願いします!と言って、よく使われるタイプの抗不安剤睡眠導入剤を出してもらった。

抗不安剤、やっぱすげーわ。
突然ハイになったりはしないけど、気分の底上げをしてくれている感じするもん。

ただ、この時はまだ1日あたりの消費量が多く、一週間くらいでもう一度行った。
(あと睡眠導入剤の効き目が短すぎて寝た後2、3時間で起きちゃうから違うのに変えて貰うためにも)

二回目も、初診と同じで「もう少し様子見ましょう」ということになった。
同じ抗不安剤と、効き始めが少し遅いけど6時間くらい効く睡眠導入剤を出してもらった。

今度の睡眠導入剤はいい感じで効いた。
とりあえず6時間くらいはまとめて寝られたので、まずまずといったところ。

抗不安剤も1日2、3粒ペースでカリカリやっていた。
(実際は流し込んでますけど)

途中薬をおかわりするも、そんな感じで2週間やってみた。
これで超快適!もうマジ絶好調!とかなればいいんだけど、まあ世の中そんな上手くはいかんかった。
3日前なんか薬飲んで出かけたのになんか緊張するし、バイト先では立ってるだけで不安、むしろ緊張で吐きそう🤢(出ませんよ)
でも頭は冷静っていうか、何も考えてない。
なんか体は反応してるけど頭には何も浮かんでない。
そして持病(?)の外出した時に限って起こす下痢が復活し、ビオフェルミンを思って涙を流しました。

こりゃあかんぜよ……もう薬ないし。
と思ったので3度目の正直っつーことで謎の緊張感に掻き立てられつつ病院へ。
この日はめっちゃ混んでて1時間は待たされた。あそこの待合室は雰囲気良いから多少待たされても苦痛じゃないけど。

そんでお医者さんの前でかくかくしかじか、お薬も効いてると思うけど緊張するし胃腸もよくない、そんでもって以前にも増して死にたさMAXになるという話をした。
(実際はこんなストレートに話せてないです。人前で本音を語るのが死ぬほど苦手なので、説明も一苦労です)

「なんかこう、首から下は緊張してるっていうか……」などと言ってしまい、お医者さんを困らせるなどした。

その結果、

「うーんとね、最初は一過性の気分の落ち込みとかだと思ってたんだけど、ここまで続くとなると、不安障害とかを疑ったほうがいいかもしれない」

マジか。

でもまあ、なるほどそっちですね、と。
不安障害は鬱とはちょっと違う、親戚みたいなものらしい。
鬱の場合はとにかく何も考えられなくなって、判断力や意欲がなくなっちゃう譲渡なんだそうな。
不安障害は、とにかくなんか不安で仕方ない。そういう状況が長く続いたり、頻繁に起こったりする。

はぁ〜〜……なるほど。(わかってない)

で、病気かそうじゃないかの線引きは自分にしかできないものだって事も教えてもらった。病気かそうじゃないかの違いは至ってシンプルで、

症状によって日常生活に支障をきたしているかいないか」

なんだって。
まあ、なんか大丈夫じゃないかって思って、病院から足が遠のいちゃうなんてこと、非常によくありまくるよね。

もし、何かそういったことに不安があるけど、病名つかないレベルかもしれないし、お金の無駄かも……とか思ってる過去の私みたいな人は、とりあえず
「今すぐこの感じなんとかしたい!!!!!!」
ってなった時に行けばいいよ。
そん時限りの対処療法でどうにかできればそれでいいし、今回みたいにずっと抱えてたかもしれないモノが見つけられるかもしれない。
そういうもんなのだ。たぶん。

実際何回か受診してみて、発達障害と呼べるかもしれないことが分かったけど、日常生活に(今のところ)問題ないので投薬の必要はないって事になった。
(あとお薬の単価が高いのでとりあえずで飲むのはやめた)
精神科に行ってみるとそういうこともあるんだね〜〜。当たり前かもしれないね〜〜。

まあとりあえず出されました。抗うつ剤
飲み始めて一週間くらいは副作用が出やすいので、時間かけて仲良くならないといけません。でも1日1回でいい!
作用も実感できるのは仲良くなってから、らしいのですが、たぶん効いてる。
とくに気持ちの面で効いてる感じで、今までは気持ちも具合も一緒に悪くなってたけど、いまは具合だけが悪くなります。
お腹痛くなったりとかね。今もです。ストッパ欲しい。

とにかく、今はこういうのを使って自分を支えておくことが大事なんじゃないのかなと。
だって明らかに足が痛いのに、湿布も痛み止めも飲まないって、あんまりしないでしょ。

な〜〜んか足が痛いな、ちょっと強くぶつけちゃったな〜〜さすがに病院いこ。ってなるじゃん。同じ。
そしたら「これ折れてるかもしれないですね」って言われた。あちゃー。

なので私はいま骨をくっつけることを考えようと思ってます。骨折したことないけど。

カウンセリングとかセラピーとか考えないの?って父親には言われたけど、歩くのもしんどい足でリハビリやトレーニングはできませんよね〜。そういうことですよ。
将来的にはそういうことも必要になってくるんじゃないんでしょうか。知らんけど。

人によってはそういうものを並行して行う人もいるし、同時進行も間違いじゃないと思う。でもそういうのはお医者さんと相談しようね。

とにかく私はまず骨をくっつけよう。
次の話はそこから。ちゃんとくっつけばいいけど。

ところで、今日まだ薬飲めてないんだけど、空きっ腹に薬入れるのってまずいよね。
どうしましょう……。